ファクシミリによる文献複写業務申し合わせ

○ 平成2年3月5日 国立大学図書館協議会事務局

1.趣旨
 この申し合せは,国立大学附属図書館間における学術情報ネットワーク(学情VAN)を利用したファクシミリによる文献複写業務に適用する。
2.依頼
 ファクシミリ文献複写の依頼については,ファクシミリによる伝送に限るものとする。依頼するときは,ゴム印等により依頼書に「FAX」と明記し,依頼書(A,B,C)を伝送する。正規の依頼書(A,B,C)は,文献の着信まで依頼館で保管する。
3.料金等の通知
 受付館は,文献を伝送するとき同時に依頼書(C)の送料欄の上に「FAX」と記入し,料金などを依頼館に伝送する。ただし,依頼された文献がファクシミリ伝送に適さない場合は,その旨をファクシミリで依頼館に通知し,複写物は伝送された依頼書(C)と共に郵送する。
4.依頼書の処理
 依頼館は,文献と同時にファクシミリにより受信した依頼書(C)に基づき,正規の依頼書(A,B,C)に必要事項を記入し,当該依頼書(A,B)を一定期間とりまとめ後日受付館に送付する。ただし,ファクシミリにより電送される依頼書(A,B,C)をもって正規の依頼書に代替する依頼館及び受付館においては,この処理を省くことができる。
5.伝送にかかる通信費
 2つのG4館を中継するG3館間,1つのG4館を中継するG4・G3館間の伝送で,中継するG4館にかかる通信費はそのG4館において負担する。
6.伝送モード
 当分の間,ファクシミリによる伝送は文字モードによるものとする。
7.中継館
 G4館を中継してG3館に伝送する場合,G3館への中継館は別表のとおりとする。
8.料金決済
 依頼館及び受付館間における料金決済の手続きは通常の文献複写業務と同じとする。
9.その他
 当分の間,この申し合せにより運用し,必要に応じ改正する。

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最終更新日
2008-03-17