国立大学等図書館における文献複写について(平成11年3月31日)

事 務 連 絡
平成11年3月31日
各 国 立 大 学 事 務 局 (部)長    殿
各 国 立 高 等 専 門学校事務部長
各大学共同利用機関管理局(部)長
文部省学術国際局学術情報課長
太田 愼一

国立大学等図書館における文献複写について

 標記について,平成11年3月31日付け文学情第239号 「国立大学等図書館の文献複写について」 により通知したところですが,従来との主な相違点は下記のとおりですので,事務処理上,遺漏のないようお取り計らい願います。
 なお,このことについては,関係部局にも周知徹底されるようよろしく御配慮願います。


1.     リーダープリンター及び電子式複写方式による複写料金について,用紙サイズをB4版(B4版以下の用紙を使用する場合を含む。)からA3版(A3版以下の用紙を使用する場合を含む。)に変更したこと。
【理由】
 現在の文献複写料金にはA3版用紙の料金設定がないため,A3版用紙で複写したいとの利用者の要望に,A4版用紙2枚で複写を行って対応している。
 最近の複写機のほとんどがA3版用紙に対応しており,A3版用紙の文献複写料金を設定することにより,用紙の効率的使用及び経費の節約を図る。
2.     文部省が予算の振替等を行う科目を,(項)国立学校(事項)図書館経費のみに限定しないこととしたこと。
【理由】
 現在,(項)国立学校の予算科目を持つ機関間の文献複写料金は,複写データ処理センター(学術情報センター)のデータ集計に基づき,文部省が予算振替を行っているが, (項)国立学校の予算科目を持たない機関の複写料金の徴収は,納入告知書により行っている。(項)国立学校以外の予算科目においても,文部省において予算の振替等が行えるよう改善することにより,利用者の便宜を図ると共に事務の減量及び経費の節約を図る。
3.     別紙様式依頼書A・B・Cについて,担当者の押印を求めないこととしたこと。
【理由】
 依頼書に担当職員が押印する必要性が乏しいので,これを取りやめることにより事務の減量を図る。
4.     複数の通知を整理・統合したこと。
【理由】
 同一・類似の主題に係る複数の通知の整理・統合を行うことにより,行政事務の簡素化及び能率向上を図る。

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最終更新日
2008-03-17