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NACSIS-CATP -- MARC21フィールド変換一覧（SERIAL）

<凡例>

  • 「CATP項目名」の"(NR)"は繰返しなし，"(R)"は繰返しありを示す（データベースフィールド定義に基づく）。
  • 「MARC21 インジケータ」，「処理」中の"#"は空白(0x20)を意味する。
  • 各タグのデータの末尾（最後に記述するサブフィールドのデータの末尾）には原則として一律に「.」（ピリオド）を挿入する。
    • Leader部，0XX番台のデータは「.」を付加しない
    • Tag245,250 は最後が'.'以外は '.' をつける
    • Tag 100,130,260,300,362,500,505,6xx,700,730は最後の文字が記号*)の場合は '.' を付加しない。
    • Tag 880 はリンク先にあわせる。リンク元とサブフィールドの出方が異なるので880の末尾を見て決める。
      *)記号の定義： 1byteで a-z,A-Z,0-9 以外が記号。複数バイト文字は記号でない。
  • MARC21のリンケージフィールド(880)に変換する場合，XXと表示した箇所には，リンク先のフィールド番号に応じ，タグの若い順に連番を埋め込むものとする。
  • 読みをローマナイズするルール
    • UTF8: Modified Hepburn式 「ALA-LC ROMANIZATION TABLE」 を用いる。
    • ISO2022JP: Hepburn式 (上記Modified Hepburn式より，音標の修飾をとり，ASCIIの範囲で表現する）を用いる
CATPフィールド名 フィールド内容 データ抽出条件 MARC21対応箇所 処理
(特に記述がなければCATP項目値をそのまま使用。値がなければ作成しない。)
タグ/文字位置
("+"は同上)		 インジケータ サブフィールド
ID(NR) レコードID - 001(NR) - - -
- - - 003(NR) - - "NII"とする
RNWDT(NR) レコード更新日 - 005(NR) - - RNWDTに値がなければ，CRTDT（レコード作成日）の値を使用
MARCID 対応MARCレコードID 変換対象外 - - - -
SOURCE 元レコード種類（源泉） 変換対象外 - - - -
MARCST MARCレコードステータス 変換対象外 - - - -
MARCFLG MARC更新フラグ 変換対象外 - - - -
GMD(NR)
SMD(NR)		 一般資料種別コード
特定資料種別コード
  • GMD=g,h,k,m,vのとき
  • GMD=a かつ SMD=g,j,k,q,r,s,y,zのとき
  • GMD=s かつ SMD=d,e,g,i,q,s,t,w,zのとき
 GMD==>007/00
SMD==>007/01		 - - GMDとSMDペアで見る
  • GMD=a かつ SMD=a,b,cのとき
 GMD==>値をdに変換し，007/00
SMD==>007/01		 - -
  • GMD=wのとき
 GMD==>値をcに変換し，007/00
SMD==>007/01		 - -
  • GMD=sかつ SMD=b,cのとき
 GMD==>007/00
SMD==>値をdに変換し，007/01		 - -
  • GMDなし かつSMD=tのとき
 GMD==>値をtに変換し，007/00
SMD==>値をfに変換し，007/01		 - -
  • GMDなし，かつSMD=lのとき
 GMD==>値をtに変換し，007/00
SMD==>値をdに変換し，007/01と008/23へ		 - -
  • GMD=bのとき
 GMD==>値をfに変換し，007/00と008/23へ
SMD==>007/01に割当		 - -
  • GMD=cのとき(SMD=H以外)
 GMD==>007-00とLeader06へ
SMD==>007/01と008/20へ		 - -
  • GMD=c かつ SMD=hのとき
 GMD==>007/00とLeader06へ
SMD==>zに変換し，008/20		 - -
  • GMD=xのとき
 GMD==>rに変換し，007/00とLeader06へ
SMD==>007/01		 - -
  • GMD=yのとき
 GMD==>oに変換し，007/00とLeader06へ
SMD==>007/01		 - -
CRTDT(NR) レコード作成日 - 008/00-05 - - -
PSTAT(NR) 出版状況コード - 008/06 - - -
YEAR(NR)
YEAR1(NR)
YEAR2(NR)
 刊年1
刊年2		 - 008/06 - - YEAR1がなければ"n"（不明）
YEAR2がなければ"s"（1つの出版年）
両方あれば"m"（複数の出版年）
- 008(NR)/07-10
008/11-14		 - - YEAR1を設定。なければ"####"
YEAR2を設定。なければ"####"
CNTRY(NR) 出版国コード - 008/15-17 - - -
FREQ 刊行頻度コード - 008/18 - - -
REGL 定期性コード - 008/19 - - -
- - - 008/20 - - (ISSN center)"|" - No attempt to code
TYPE 逐次刊行物のタイプコード - 008/21 - - -
- - - 008/22 - - (Form of original item) "|" - No attempt to code
REPRO(NR) 複製コード - 008/23 - - (Form of item) "|" No attempt to code
GMD/SMDに依存
- - - 008/24 - - (Nature of entire)"|" - No attempt to code"
- - - 008/25-27 - - (Nature of contents)"|||" - No attempt to code"
- - - 008/28 - - (Government publication) "u" - Unknown
- - - 008/29 - - (Conference publication) "|" - No attempt to code
- - - 008/30-32 - - (Undefined) "|||"
- - - 008/33 - - (Original alphabet or script of title ) "|" - No attempt to code
- - - 008/34 - - ( Successive/latest entry) "|" - No attempt to code
TXTL(NR) テキストの言語コード - 008/35-37 - - TXTLの先頭3バイト。ないときは"|||"
- - - 008/38 - - (Modified record) "|" - No attempt to code
- - - 008/39 - - (Cataloging source) "d"- Other
LCCN(NR) LC番号 - 010(NR) ## $a(NR) -
- - - 016(NR) 7# $a(NR),$2(NR) $aにはレコードIDを割当てる。$2には,国立情報学研究所を示すコード(MARC CODE) "JP-ToKJK" を一律に割当てる
PRICE(NR) 価格・入手条件・製本・版型 - 020(NR) ## $c(NR) -
ISSN(NR) ISSN - 022(R) ## $a(NR) -
XISSN(R) ISSN - + ## $y(R) -
NDLPN(NR) NDL雑誌番号 - 024(R) 8# $a(NR) 1st.ind.は"8"とする。
CODEN(NR) CODEN - 030(R) ## $a(NR) -
- 目録入力機関 - 040(NR) ## $a(NR) "NII"とする
TXTL(NR) テキストの言語コード - 041(R) *# $a(R) ORGLがない場合，1st.indは"0"とする
ORGLがある場合，1st.indは"1"とする
TXTLを3バイトずつ切り出して $a を繰り返す
ORGL(NR) 原本の言語コード - + - $h(R) ORGLを3バイトずつ切り出して $h を繰り返す
GPON(NR) GPO番号 - 074(R) ## $a(NR) -
AL(R)
AFLG(NR)
AHDNG(NR)
主記入フラグ
著者標目形		 AFLGが"*" 欧文の場合==>100(NR)
漢字形の場合==>880 1#$6100-XX/$1		 1# $a(NR) 1st.indは"1"とする
AHDNGR(NR)
AHDNGVR(NR)
著者標目形の読み
著者標目形のその他の読み		 AHDNGRのローマナイズ形
(AHDNGVRがあれば，AHDNGVRをそのまま)		 100(NR) 1# $a(NR) 1st.indは"1"とする
TR(NR)
TRD(NR)
タイトル及び責任表示		 △：△の前まで 欧文の場合==>245(NR)
漢字形の場合==>880 10$6245-XX/$1		 00 $a(NR) 1st.indは"1"，2nd.indは"0"とする
同上
 部編記号 ".△"の後 ".△"の前まで 欧文の場合==>＋
漢字形の場合==>880 10$6245-XX/$1		 - $n(R) -
同上
 部編名 ,△の後から△:△の前まで 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>880 10$6245-XX/$1		 - $p(R) -
同上
 タイトル関連情報 △:△の後から/の前まで 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>+		 - $b(NR) -
同上
 責任表示 /の後 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>+		 - $c(NR) $a. $n, $p :$b / $c という並びとする
TRR(NR)
TRVR(NR)
タイトルのヨミ
タイトルのその他のヨミ		 TRRのローマナイズ形。ただし，TRVRがあれば，TRVRをそのまま使用 245(NR) - :の前まで==>$a(NR)
:の後==>$b(NR)		 245 00$a:$b という並びとする
同上
 並列タイトル △=△の後/まで 欧文の場合==>246(R)
漢字形の場合==>880 31$6246-XX/$1		 31 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"1"とする
VT(R)
VTK(NR)
VTD(NR)
その他のタイトルの種類
その他のタイトル		 VTKが"AB" 210(R) 0# $a(NR) -
同上
 同上 VTKが"KT" 222(R) #0 $a(NR) -
同上
 同上 VTKが"OR" 欧文の場合==>246(R)
漢字形の場合==>880 33$6246-XX/$1		 33 $a(NR) -
同上
 同上 VTKが"RM" 246(R) 33 $a(NR) -
同上
 同上 VTKが"TL" 欧文の場合==>242(R)
漢字形の場合==>880 10$6242-XX/$1		 10 $a(NR) 1st.ind.は"1"，2nd.indは"0"とする
同上
 同上 VTKが"AT", "TT" 欧文の場合==>246(R)
漢字形の場合==>880 35$6246-XX/$1		 35 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"5"とする
同上
 同上 VTKが"BC", "CL", "MT", "OH", "PT", "VT" 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>880 33$6246-XX/$1		 33 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"3"とする
同上
 同上 VTKが"CP" 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>880 36$6246-XX/$1		 36 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"6"とする
同上
 同上 VTKが"CV" 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>880 34$6246-XX/$1		 34 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"4"とする。
同上
 同上 VTKが"DT" 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>880 32$6246-XX/$1		 32 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"2"とする
同上
 同上 VTKが"RT" 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>880 37$6246-XX/$1		 37 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"7"とする
同上
 同上 VTKが"ST" 欧文の場合==>+
漢字形の場合==>880 38$6246-XX/$1		 38 $a(NR) 1st.ind.は"3"，2nd.indは"8"とする
同上
 同上 VTKが"UT" 欧文の場合==>243(NR)
漢字形の場合==>880 00$6243-XX/$1		 00 $a 1st.ind.は"0"，2nd.indは"0"とする
VTR(NR)
VTVR(NR)
その他のタイトルの読み
その他のタイトルのその他の読み		 VTRのローマナイズ形
(VTVRがあれば，VTVRをそのまま)		 対応するVTK･VTDを割当るタグ 対応するインジケータ $a -
ED(NR) 版に関する事項 - 250(NR) ## $a(NR) -
PUB(R)
PUBP(NR)
 出版地 - 260(NR) ## $a(R) -
PUBL(NR)
 出版者等表示 - + - $b(R) -
PUBDT(NR)
 出版年月等 - + - $c(R) $a△: $b, $c. の形とする
PHYS(NR)
PHYSP(NR)
 数量 - 300(R) ## $a(R) PHYSIがなく，PHYSS，PHYSAが続く場合，末尾に;を付加
PHYSI(NR)
 挿図 - + - $b(NR) :の後，末尾に;を付加
PHYSS(NR)
大きさ		 - + - $c(R) -
PHYSA(NR)
付随資料		 - + - $e(NR) +の後
$a△:$b;$c +$e.の形とする
VLYR(NR) 巻次年月次 - 362(R) 0# $a(NR) 1st.ind.は"0"とする。
NOTE(R) 注記 - 500(R) ## $a(NR) -
SH(R)
SHT(NR)
SHD(NR)
SHK(NR)
件名表の種類
件名
件名の種類		 SHKが"A" 欧文の場合==>600(R)
漢字形の場合==>880 1*$6600-XX/$1		 1* $a(NR) 1st.indは"1"とする
2nd.indは，SHTの値により以下とする
"LCSH": 0
"JVSH": 1
"MESH": 2
"NALSH": 3
"CSHE"または"CSHF": 5
上記以外: 4
同上
 同上 SHKが"B" 欧文の場合==>610(R)
漢字形の場合==>880 1*$6610-XX/$1		 1* $a(NR) 1st.indは"1"とする
2nd.indはSHAが"A"と同じ
同上
 同上 SHKが"C" 欧文の場合==>611(R)
漢字形の場合==>880 1*$6611-XX/$1		 1* $a(NR) 1st.indは"1"とする
2nd.indはSHAが"A"と同じ
同上
 同上 SHKが"D" 欧文の場合==>630(R)
漢字形の場合==>880 0*$6630-XX/$1		 0* $a(NR) 1st.indは"0"とする
2nd.indはSHAが"A"と同じ
同上
 同上 SHKが"E"か"F"か"G" 欧文の場合==>651(R)
漢字形の場合==>880 #*$6651-XX/$1		 #* $a(NR) 1st.indは"#"とする
2nd.indはSHAが"A"と同じ
同上
 同上 SHKが"H" 欧文の場合==>653(R)
漢字形の場合==>880 0*$6653-XX/$1		 ## $a(NR) 1st.indは"#"とする
2nd.indは"#"とする
同上
 同上 SHKが"J"か"K"か"L" 欧文の場合==>650(R)
漢字形の場合==>880 #*$6650-XX/$1		 #* $a(NR) 1st.indは"#"とする
2nd.indはSHAが"A"と同じ
同上
 同上 SHKが"M" 変換対象外 - - -
SHR(NR)
SHVR(NR)
件名のヨミ
件名のその他のヨミ		 SHRのローマナイズ形(SHVRがあれば，SHVRをそのまま) 対応するSHD･SHKを割当るタグ 対応するインジケータ $a(NR) -
AL(R)
AFLG(NR)
AHDNG(NR)
主記入フラグ
著者標目形		 AFLGが"*"以外 欧文の場合==>700(R)
漢字形の場合==>880 10$6700-XX/$1		 1# $a(NR) -
AHDNGR(NR)
AHDNGVR(NR)
著者標目形の読み
著者標目形のその他の読み		 AHDNGRのローマナイズ形
(AHDNGVRがあれば，AHDNGVRをそのまま)		 700(R) 1# $a(NR) -
BHNT(R)
BHK(NR)
BHTR(NR)
 変遷タイプ
変遷前／後誌タイトル		 BHKが"AF"(吸収前誌） 780(R) 05 $t(NR) -
同上
 同上 BHKが"CF"(継続前誌） 780(R) 00 $t(NR) -
同上
 同上 BHKが"SF"(派生前誌) + 01 $t(NR) -
同上
 同上 BHKが"AS"(吸収後誌) 785(R) 04 $t(NR) -
同上
 同上 BHKが"CS"(継続後誌) + 00 $t(NR) -
同上
 同上 BHKが"SS"
(派生後誌)		 + 01 $t(NR) -
所蔵.FANO(NR) 参加組織レコードID - 852(R) ## $a(NR) LIBABL(FANO)
所蔵.LIBABL(NR) 参加組織略称 - + - $a(NR) -
所蔵.CONT(NR) 受入継続表示 - 866(R) #0 - 866$aに続けて"+"を入力。
所蔵.HLYR(NR) 所蔵年次 - 866(R) #0 $a(NR) $aHLV〔HLYR〕CONT と表示
所蔵.HLV(R) 所蔵巻号 - 866(R) - $i(NR) -
所蔵.LOC(NR) 配置コード - 852(R) - $b -
所蔵.CLN 請求記号 - 852(R) - $ｉ(R) 852 ## $aLIBABL(FANO) $b $i
Leader部 　
同上 - - Leader0-4 - - Logical record length(物理レコード長)を5桁で表す
同上 - - Leader5 - - nとする
同上 - - Leader6 - - GMDの変換ルールに従う。GMDが空値の場合はa
同上 - - Leader7 - - 図書はm，雑誌はsとする
同上 - - Leader8 - - #とする
同上 - UTF-8による返戻の場合 Leader9 - - aとする
同上 - JIS（ISO2022JP）による返戻の場合 + - - #とする
同上 - - Leader10 - - 2とする
同上 - - Leader11 - - 2とする
同上 - - Leader12-16 - - Base address of data (コントロールフィールド）開始位置を5桁で表す
同上 - - Leader17 - - zとする
同上 - - Leader18 - - iとする
同上 - 雑誌で変遷前/後誌がある場合 Leader19 - - rとする
同上 - 図書及び雑誌で変遷前/後誌がない場合 Leader19 - - #とする
同上 - - Leader20-23 - - 4500とする
最終更新日
2021-06-23