学術雑誌総合目録

学術雑誌総合目録とは

学術雑誌総合目録とは、全国の大学図書館などで所蔵する逐次刊行物を網羅したわが国で唯一の総合目録です。図書館間の文献複写サービスに必要不可欠なツールで、通称「学総目」と呼ばれています。

冊子体の刊行終了

「学術雑誌総合目録」冊子体は、我が国の大学等の所蔵する学術雑誌の総合目録として、旧文部省の編集により昭和28年(1953)に創刊されました。昭和55年(1980)からは、国立情報学研究所(前身である東京大学情報図書館学研究センター及び学術情報センターを含む)が編集を行ってきました。
「学術雑誌総合目録」冊子体の刊行部数は、近年刊行を重ねるごとに減少しており、前回の和文編1996年版(3000部)と和文編2000年版(500部)を比べても、6分の1に減少しています。
一方、学術雑誌総合目録の内容をインターネットで検索可能としている「総合目録データベースWWW検索サービス(NACSIS-Webcat)」は、1997年の公開以来、順調に利用を伸ばし、大学等に止まらず、広く日本及び世界から学術雑誌の情報検索に利用されており、速報性、提供範囲、利便性において「学術雑誌総合目録」冊子体より優れています。
よって、冊子体としての「学術雑誌総合目録」については、平成13年(2001)刊行の「学術雑誌総合目録和文編2000年版」(丸善株式会社発行)をもってその刊行を終了します。今後は「総合目録データベースWWW検索サービス(NACSIS-Webcat)」をご利用くださるようお願いします。
※NACSIS-Webcatは2013年3月をもってサービスを終了しました。今後はCiNii Booksをご利用いただきますようお願い申し上げます。

最終更新日
2014-06-17