ILL文献複写等料金相殺サービスの相殺対象レコードは?
以下の条件を満たすILLレコードが,相殺対象となります。
- 依頼館・受付館ともにILL料金相殺サービス利用機関(ただし,本館と分館で同一のILL番号を使用している場合は,相殺対象となりません。)
- ILLレコードの受付日(ADATE)が,依頼館・受付館ともに利用開始日以降
例 :
上記の二館の間では,受付日が5月1日以降のレコードが対象 4月中に受け付けたレコードは対象外 |
- 状態が「確認」もしくは「返却確認」
- 合計金額(SUM)が1円以上
- 月次個別データ(明細)の収録対象となるレコードは,上記項目をすべて満たし,対象月末日時点で状態が「確認」(文献複写),または「返却確認」(現物貸借)となっているレコード( 取引完了日[更新日付(RNWDT)]が対象月内 )
ILL料金相殺サービスの利用を中止した場合の相殺対象レコードは?
- ILL料金相殺サービスを中止する前に,状態が「確認」または「返却確認」となったレコードは相殺対象となります。
- 受付日がILL料金相殺サービスに加入中であっても,サービスの利用中止後に状態が「確認」または「返却確認」となったレコードは,相殺の対象外です。
例 : 2005年1月からILL料金相殺サービス利用中止する機関
※ ILL料金相殺サービス利用中止日の1ヶ月後まで,「3-2.料金相殺レポート(月次個別データ)の確認」 にログインが可能です。
相殺対象と思われるレコードが月次個別データ(明細・仕訳)に含まれていないときは?
- 相手館はILL文献複写等料金相殺サービスに参加していますか?
- 受付日(ADATE)が,依頼館・受付館ともに料金相殺サービス利用開始日以降のレコードですか?
- 相殺対象月の末日までにレコードの状態が「確認」または「返却確認」になっていますか?
- 合計金額(SUM)は1円以上ですか?
上記の項目をご確認の上,不明な点がありましたら E-mail にてお問合せ下さい 。
お問合せの際は,必ずILLレコードID(LA~で始まるID)をお伝え下さい。
お問合せ先
国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 NACSIS-ILL担当
E-mail: illadm@nii.ac.jp
四半期ごとの相殺処理対象となるのは?
期間 | 相殺日 | |
第1四半期 | 4月1日~6月30日 | 6月30日 |
第2四半期 | 7月1日~9月30日 | 9月30日 |
第3四半期 | 10月1日~12月31日 | 12月31日 |
第4四半期 | 1月1日~3月31日 | 3月31日 |
例 :
第1四半期の対象となるのは,4月1日から6月末日に状態が「確認」または「返却確認」となっているレコードです。ただし,4月から相殺サービスに加入した参加館の場合には、受付日(ADATE)が4月より前のレコードは対象外となりますのでご注意ください。
- 各利用機関毎の月次個別データ(明細・仕訳)は,「3-2.料金相殺レポート(月次個別データ)の確認」からダウンロードできます。