【2024年10月31日以降】2024年以降の目録所在情報 システム(NCR2018対応)FAQ

NCR2018対応 Q&A

 

  • Q2.  新CM等が適用される書誌や典拠のデータはどのような基準で判断すればよいですか?

    A.  書誌や典拠のCRTDT(データ作成日付)が、2024/10/31以降であれば、新CM等が、2024/10/30以前であれば、旧CM等が適用されます。

    NCIDでは以下のものに、新CM等が適用されます。

    図書書誌: BD09241318 以降
    PREBOOK: BD09250046 以降
    雑誌書誌: AB00057000 以降
    著者名典拠: DB00314538 以降
    著作典拠: EB00006556 以降

 

 

 

  • Q5.  著作権日付から出版日付を推定した場合、著作権日付はPUBフィールドに記録してはいけないのでしょうか?

    A.  著作権日付から出版日付を推定した場合であっても、著作権日付を記録することは可能です。その場合は、出版表示とは別のPUBフィールドに著作権日付を記録してください。

 

  • Q6.  書誌を登録しようとしたとき、「Invalid Object-Body(syntax error in NCR2018 NOTE)@CAT302003」というメッセージが表示され登録できませんでした。どのように対応すればよいですか?

    A.  上記のメッセージは、表現種別・機器種別・キャリア種別についての注記(以下、NCR2018注記)のフォーマットが新CM等で定めたフォーマットになっていないため、表示されています。このメッセージが表示された場合、既存の書誌データのNCR2018注記をコピーし、表現種別等の用語を修正して、登録するようにしてください。

 

  • Q7.  書誌を登録しようとしたとき、「Invalid Object-Body(too many fields: NCR2018 NOTE)@CAT303002」というメッセージが表示され登録できませんでした。どのように対応すればよいですか?

    A.  上記のメッセージは、NCR2018注記が複数登録されているため、表示されています。このメッセージが表示された場合、不要なNCR2018注記を削除して、登録するようにしてください。

 

  • Q8.  PUBフィールドで出版表示の場合、役割表示コードに「空値」と記入する必要はありますか?

    A.  出版表示の場合、役割表示コードには何も記入しないでください。

 

  • Q9.  目録業務に使用している図書館システムがNCR2018対応していませんが、他館が作成した書誌を修正してよいでしょうか?

    A.  目録業務に使用している図書館システムがNCR2018対応していない場合、図書館システムによっては、PUBフィールドの出版等の役割表示(PUBF)のコードが登録されいる書誌を修正した場合、PUBFのコードを削除してしまう場合があります。

    お使いの図書館システムが、NCR2018対応しているか分からない場合、図書館システムベンダーにご確認お願いします。また、その際、NCR2018対応していなければ、書誌を修正したとき、PUBFのコードを削除してしまうかについても併せてご確認お願いします。

    書誌を修正したとき、PUBFのコードを削除してしまう図書館システムであることが分かった場合、WebUIPの利用申請を行い、WebUIPで書誌を修正してください。


    ●WebUIP利用申請ページ
    https://contents.nii.ac.jp/catill/application/cat_ill/option/webuip

 

  • Q10.  製作等に関する事項を記録したPUBフィールドを持つ書誌データの場合、NCR2018適用前は以下のように表示されていました。
     
    PUB:大阪 : 大阪市 , 1991.3
    PUB:([大阪] : 電通)
    

    使用している図書館システムがNCR2018対応したところ、上記の書誌データはNCR2018適用前に作成されているのにもかかわらず、NCR2018適用後の以下のように表示されるようになりました。これは、NIIでNCR2018適用前の書誌データの一括変更を行ったためでしょうか?
     
    PUB:大阪 : 大阪市 , 1991.3 # 空値
    PUB:[大阪] : 電通 # m
    

    A.  これはお使いの図書館システムがNCR2018対応したことにより、NCR2018適用前に登録された、出版等の役割表示(PUBF)が「m」のデータの表示方法が変更されたためと思われます。

    お使いの図書館システムがNCR2018対応の改修を行う前は、PUBFが「m」のデータは、旧CMに合わせ、以下のように、PUBFの「m」は表示せず、製作等に関する事項の全体を丸括弧でくくっていたと思われます。
     
    PUB:大阪 : 大阪市 , 1991.3
    PUB:([大阪] : 電通)
    

    お使いの図書館システムがNCR2018対応した後は、以下のように、PUBFの「m」を表示し、製作等に関する事項の全体を丸括弧でくくらないようになったと思われます。
     
    PUB:大阪 : 大阪市 , 1991.3 # 空値
    PUB:[大阪] : 電通 # m
    

    上記のように、お使いの図書館システムで、NCR2018対応前に登録された、PUBFが「m」のデータの表示方法が変更されただけで、NIIでNCR2018適用前の書誌データの一括変更は行っておりません。