【2023年1月31日以降】2023年以降の目録所在情報 システム(新NACSIS-CAT/ILL) FAQ

新NACSIS-CAT/ILL Q&A

 

  • Q2.  既存データの空更新はできなくなりましたか?

    A.  既存データに何らかの変更が行われた場合のみ、RNWDTと RNWFAが更新される仕様に変更されたため、空更新はできなくなりました。

 

  • Q3.  RECONのCRTDTとRNWDTは変わりましたか?

    A.  RECONのCRTDTとRNWDTは共に「19700101」に変わりました。

 

  • Q4.  著者名典拠データのHDNGフィールド等で、付記事項の「(」の前に半角スペースは必要でしょうか?

    A.  著者名典拠データのHDNGフィールド等で、付記事項の「(」の前に半角スペースは必要です。なお、著者名典拠データのHDNGフィールド等で、統一標目形が「夏目, 漱石」のように、「姓, 名」の形式になっていれば、「(」の前に半角スペースがなくても、NACSIS-CAT側で自動で半角スペースを挿入します。団体名など、「姓, 名」の形式になっていない統一標目形で、付記事項の前丸括弧「(」の前に半角スペースがないと、エラーメッセージが出て、登録できませんので、「(」の前に半角スペースを入力してください。

    「(」の前に半角スペースが必要はフィールドは以下になります。

    ●図書書誌、雑誌書誌
    AHDNG、AHDNGR、AHDNGVR

    ●著者名典拠
    ・HDNGD、HDNGR、HDNGVR
    ・SAFD、SAFR、SAFVR
    ・SFD、SFR、SFVR

    ●統一書名典拠
    ・UTHDNG、UTHDNGR、UTHDNGVR
    ・SAFD、SAFR、SAFVR
    ・SFD、SFR、SFVR

 

  • Q5.  サロゲートペア文字(4バイト文字)をUCS外字として登録するにはどのようにすればよいでしょうか?

    A.  サロゲートペア文字のUnicodeの文字コードから、Unihan Database等を用いて、UTF-16の2つの文字コードを割り出し、それぞれについて先頭に「U」を付記の上、◆で囲んでください。なお、UTF-16の文字コードが1つしかない場合、その文字はサロゲートペア文字ではありません。詳細は、以下の例やNACSIS-CAT/ILLのWindows Vista対応をご参照ください。

    例:𠀋(Unicodeの文字コード:2000B)
    1. Unihan Databaseのトップぺージに「2000B」を入力し、検索する。
    2. Unihan Databaseの検索結果画面の「UTF-16」に「D840」と「DC0B」が表示される。
    3. NACSIS-CATには、UCS外字として「◆UD840◆◆UDC0B◆」を入力して登録する。

 

  • Q6.  サロゲートペア文字以外の文字をUCS外字として登録できますか?

    A.  サロゲートペア文字以外の文字をUCS外字として登録できません。サロゲートペア文字以外の文字をNACSIS-CATに登録する際は、直接当該文字を入力してください。

    例:㐂(Unicodeの文字コード:3402)
    NACSIS-CATには、「◆U3402◆」ではなく、「㐂」を入力して登録する。

 

  • Q7.  キーワードフィールドで、1文字の前方一致検索はできますか?

    A.  旧システムでは、前方一致検索は2文字以上で可能でしたが、新システムでは、1文字での前方一致検索も可能です。

 

  • Q8.  LCCN等のコードフィールドでも前方一致検索はできますか?

    A.  旧システムでは、LCCN等のコードフィールドでの前方一致検索は不可でしたが、新システムでは、LCCN等のコードフィールドでの前方一致検索も可能です。

 

  • Q9.  ILL業務等で行われる、雑誌所蔵データのHLVでの絞り込み検索の仕様は変更されましたか?

    A.  雑誌所蔵データのHLVでの絞り込みにおいて、所蔵データが2階層のものを巻レベルのみで指定すると、不完全巻でも(欠号があっても)ヒットするようになりました。 詳細は以下の例をご参照ください。

    例:
    (所蔵館A)HLV:36,37(1-19,21-24,26),38
    (所蔵館B)HLV:36-38

    ●旧システム
    HLVの絞り込み値:37で検索→ (所蔵館B)しかヒットしない。

    ●新システム
    HLVの絞り込み値:37で検索→(所蔵館A)、(所蔵館B)がヒットする。

 

  • Q10.  今まで3か月に1度行われていたレコード調整は継続されるのでしょうか?

    A.  今まで行っていたPDFの送付によるレコード調整は継続されます。ただし、今までのレコード調整に含まれていた、「図書:所蔵付替報告」「雑誌:所蔵付替報告」はメールでの連絡に変更されます。メールは週1回程度の頻度で送信されます。

    これに伴い、PDFの送付によるレコード調整の連絡頻度は6か月に1度に変更する予定です。

 

最終更新日
2024-04-25