この度、これからの学術情報システム構築検討委員では、新NACSIS-CAT/ILLで使用する、和洋を統合した「コーディングマニュアル」の図書と逐次刊行物の書誌データの章(2章、6章)と、対応する「目録情報の基準」の章(0~4.3.4)の改訂案を作成しました。この案に対するパブリックコメントを募集します。
目次
◆趣旨
NACSIS-CAT/ILLでの目録業務において、日本目録規則(NCR)2018年版を適用するため、本部会では昨年度に適用細則案を作成し、今年度はそれに基づいたコーディングマニュアルと目録情報の基準の改訂作業を行っています。
本部会では『これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針について(2022)』の「3.2.2 日本語以外の言語資料へのNCR2018適用の考え方」に基づき、コーディングマニュアルについて和洋を統合しました。
コーディングマニュアルの書誌データ部分とそれに関連する目録情報の基準の改訂作業が終わりましたので、この案について実際に目録業務を担当される皆様からのご意見をいただき、それをもとにさらに修正作業をいたします。また今回の改訂作業に伴い、適用細則の方が修正になったところもありますので、確認等のために合わせて公開いたします。
この後は、コーディングマニュアルの典拠部分と関連する目録情報の基準のパブリックコメントを実施する予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
◆募集期間
<パブリックコメントは終了しました。多くのご意見をいただきありがとうございました。>
◆コメント送付先
<パブリックコメントは終了しました。多くのご意見をいただきありがとうございました。>
◆コーディングマニュアル改訂案
※NCR2018適用後は和洋資料の規則をNCR2018に統一するため章立ては和洋統一のかたちで検討
◆目録情報の基準改訂案
◆適用細則案
適用細則案は、NCR2018適用細則案パブリックコメントで提示した内容から変更があった箇所を赤字、緑字にしています。
◆関連文書
- NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(最終まとめ) 2018年10月19日
- これからの学術情報システムの在り方について(2019) 2019年2月15日
- これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針について(2022) 2022年11月1日