目的
大学図書館等の活動を活性化するため、大学図書館等の職員が、今後の図書館の企画・活動を担う要員となる上で必要な、図書館業務の基礎知識・最新知識を修得する。
到達目標
国内外の大学図書館等における最新の動向や事例を学び、図書館業務の推進および改善について、主体的に考えることができるようになる。
受講対象者
以下の条件をすべて満たす者を対象とする。
1.所属機関
大学等(大学、短期大学、高等専門学校、大学共同利用機関法人、大学校、独立行政法人および文部科学省の施設等機関)。
2.勤務形態
現在、大学等から直接雇用されて図書館等に勤務し、また受講後も一定期間の図書館勤務を予定している職員。
(3) 年齢
2023年4月1日現在の年齢が35歳以下であること。 ただし、応募状況により36歳以上の職員の受講も可とすることがある。
(4) 勤務年数
2023年4月1日現在、大学等での図書館勤務年数が2年以上10年以下であること。 ただし、応募状況により、勤務年数が10年を超える職員の受講も可とすることがある。 なお、現所属機関の勤務以前に、受講条件(1)(2)を満たす勤務年数がある場合は、通算してもよい。
※ 過去に大学図書館職員短期研修(2006年度までの旧称「大学図書館職員講習会」も含む)を受講したことがある者は原則として受講対象としない。
受講の前提となる知識
図書館業務の概要を把握していること。
受講にあたっての注意事項
- 以下については、COVID-19の感染拡大状況等により変更することがある。
- COVID-19の対応については、所属先で定める方針を遵守すること。
- ただし、所属先の方針に比べ、下記の内容が厳格な場合はこちらに従うこと。
- 研修中、および研修会場への移動の際には、不織布マスクを着用すること。
- 研修会場に入場する際は検温・アルコール消毒をすること。
- 発熱等感冒の症状がある場合は研修への参加を見送ること。その場合、修了証書は発行しない。
- 研修中、手洗い、咳エチケットを励行すること。
- 研修中にCOVID-19に罹患した場合、研修事務局では発熱外来の紹介等は行わない。
開催会場・開催期間等
開催会場 | 開催日時 | 申込締切日 | 定員 | |
---|---|---|---|---|
東京大学 総合図書館 |
2023.10.17(火)~ 10.20(金) |
第1~3日 9:30~17:30 第4日 9:30~17:00 |
2023.7.14(金) | 40名 |
2024年度は京都大学附属図書館で、2025年度はWeb開催を予定している。
主な研修内容(予定)
- 大学図書館の現状と課題
- 大学図書館における各種業務・サービスの最新動向
- 国立情報学研究所の学術コンテンツ事業
- 海外研修事例報告
- グループ討議、成果発表
受講の申込みと受講者の決定
受講希望者の所属機関が、研修申込システムから申込みを行う。主催機関は推薦された者の中から受講者を選考し、各所属機関の長または所属部局の長に対して結果を通知する。
※研修申込システムからの申込み時に、必ず『推薦書データ記入例』を確認の上、入力すること。
※申込み手順の詳細は、『研修申込システム利用手順』を参照。
経費
研修費および教材費 | 無料 |
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旅費 | 所属機関の負担 |
修了証書
この研修において所定の課程を修了した者には、修了証書を授与する。
その他
本研修は、東京大学附属図書館、京都大学附属図書館、国立情報学研究所が主催する。