国内参加館同士のILL（令和6年能登半島地震の影響によるILLレコードの特別措置について）

この度の能登半島地震により、被害を受けられた皆様には心からお見舞い申し上げます。

令和6年能登半島地震の影響を考慮し、以下の両方を満たす参加館につきましては、ILL文献複写等料金相殺サービスの2023年度第3四半期の請求通知による支払期限を延長いたします。

KENCODE：15＝新潟、16＝富山、17＝石川
サービスステータス：N＝受付不可
支払が通常の支払期限（1月31日）より遅くなる場合、ご連絡が可能となった時点で結構ですので、ご無理のない範囲で支払可能な時期の目安をご連絡いただけますと幸いです。
上記以外の参加館につきましても、期限までの支払が難しい場合は、同様にご連絡をお願いいたします。

なお、本対応によって、NIIから参加館への支払には影響ございません。

学術コンテンツ課NACSIS-ILL担当 illadm@nii.ac.jp

この度の能登半島地震により，被害を受けられた皆様には心からお見舞い申し上げます。

受付が困難な参加館を特定するため，以下の手順で判定し，条件に合致した参加館についてNIIで受付ステータスを「N＝受付不可」に変更いたしました。

1. 所在地が新潟県，富山県，石川県（KENCODEが15,16,17）の参加館を抽出
2. 1のうち，1月4日11時時点でサービスステータスが「A＝受付可」になっている参加館にメールで受付状況の確認依頼
3. 1月5日17時までに受付可否の回答がなかった参加館のサービスステータスを「N＝受付不可」に変更

受付が困難な参加館で，新たにステータスの変更を希望される場合は，下記のNACSIS-ILL担当までお知らせください。
新潟県，富山県，石川県以外の地域で，参加館側でのサービスステータスの切換え操作が難しい場合もご連絡ください。

受付が困難な参加館は，NIIへの連絡が不可能となっている可能性があるため，このような方法で対象館を特定しました。皆様のご協力をお願いします。

未回答でNIIにより「N」に変更された参加館において，受付が可能になった場合は，参加館側の操作によって「A」に切り替えてください。

1. 依頼レコード
   依頼中のILLレコードのうち，受付館のSTATが依頼時には「A＝受付可」だったが，現在は「N=受付不可」になっている場合

• CALLBACKが可能な場合→CALLBACKして他館へご依頼ください
• CALLBACKが不可能な場合→お急ぎの場合には弊所までご相談ください

2. 受付レコード
   相手館が現時点でNの場合には，送付可否について適宜依頼館とご相談ください。Aの場合には通常通り発送いただいて問題ありません。
   なお，依頼館の業務実施状況によっては，連絡に時間を要する等の事態が起こりえますので，ご配慮ください。

• 相互貸借による貸出中図書の貸出期間について
  受付館および当該地域の郵便状況によっては，貸出時に設定いただいた貸出期間を超過する可能性が出てまいりますが，事情を考慮いただき，ご対応についてご判断いただけますと幸いです。

参考：NACSIS-ILLニュース