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学術情報ウェブサービス担当者研修

平成27年度をもって終了しました

※ 研修の記録として、平成27年度当時の内容を掲載しております。

平成27年度のテーマ
ウェブ技術を活用した学術情報の提供・発信サービス

目的

ICT(情報通信技術)をめぐる環境の変化は、学術情報サービスに影響を与えつつある。TwitterやFacebookのように事実上のプラットフォームとなりつつあるソーシャル・ネットワーキング・サービスが大きな影響力を持っており、他方、各大学・研究機関と国立情報学研究所との大規模な連携を前提とする学術情報基盤プラットフォーム(例:CiNii、機関リポジトリ、学術認証フェデレーション、電子リソース管理ツール等)も定着、あるいは出てきている。
また、図書館におけるサービスも、従来の“紙資料提供・来館型”から、“電子資料提供・非来館型”への比重が高くなり、情報技術に対する理解は不可欠である。
これらの動向を踏まえたうえで、平成27年度の本研修における目的は次のとおりとする。
最新のウェブ技術やコンテンツ、サービスに関する知識を修得し、それらを活用した新たな学術情報の提供・発信サービスの企画力を身に付ける。

到達目標

最新のウェブ技術や情報サービスの概要を理解し、所属機関において必要とされる新たな学術情報の提供・発信サービスを企画立案できるようになる。

受講対象者

(1) 所属機関


大学、教育・研究機関等(大学、短期大学、高等専門学校、大学共同利用機関法人、大学校、独立行政法人、施設等機関、特別の機関、国立国会図書館等)。

(2) 担当業務


学術情報の提供・発信サービスを担当、もしくは6か月以内の担当を予定している職員。


※過去に学術情報ウェブサービス担当者研修(平成24年度までの旧称「学術ポータル担当者研修」も含む)を受講したことがある者も受講対象者とするが、受講者選考時に優先順位が下がる場合がある。

受講の前提となる知識

  • 所属機関における学術情報の提供・発信サービスの概要を把握していること。

開催会場・開催期間等

開催会場 開催日時 申込締切日 定員
国立情報学研究所 27. 9. 2(水)~ 9. 4(金) 第1日 9:30~17:45
第2日 9:30~18:00
第3日 9:30~17:00
27. 7.  3(金) 30名

※ 開催時間は変更になる場合がある。

主な研修内容(予定)

  • ウェブでの学術情報サービス・コンテンツ流通の最新動向
  • 最新のウェブ技術の動向と学術情報サービスへの応用
  • 各機関の事例報告
  • グループ討議、成果発表

◎ 本研修では、研修テーマに関するグループ討議が主体となる。

◎ 本研修は、IT技術そのものを身に付ける講義・演習を行うものではない。

参考:平成26年度学術情報ウェブサービス担当者研修カリキュラム
学術情報ウェブサービス担当者研修

※ 受講申込み検討にあたっては、昨年の講義資料/成果物を閲覧・視聴することを推奨する。

受講の申込みと受講者の決定

受講希望者の所属機関が、研修申込システムから申込みを行う。申込後に出力される「推薦書」により、各所属機関の長または所属部局の長から国立情報学研究所長に対して、受講希望者の推薦を行う。

国立情報学研究所長は、推薦された者の中から受講者を選考し、各所属機関の長または所属部局の長に対して結果を通知する。

申込み手順の詳細は、申込から受講までをご覧ください(研修申込システムからの申込となります)。

経費

研修費および教材費 無料
旅費 所属機関の負担

修了証書

この研修において所定の課程を修了した者には、修了証書を授与する。