2025年度カリキュラム及び講義資料
2025年度テーマ : 学術情報システムを支えるデータベースの理解と実践
日 | 時間 | 内容 | 講師等 | 講義資料 |
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8/20(水) | 9:30-9:40 (10分) |
開講式 ・使用ツール(DB Browser for SQLite)のインストールは受講決定者には事前連絡するが、実施していない人は休憩時間に必ず実施すること。 |
教育研修事業担当 | |
9:40-10:30 (50分) |
オリエンテーション・講師/受講者自己紹介(一人1分程度で所属・氏名・現在の業務・この研修で学びたいことを述べる) | 大向一輝(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授) | ||
10:30-10:40 (10分) |
グループワークの目的・ルール・ワークシート説明 ・テーマ決めはグループメンバーの合意で行う |
松野 渉(筑波大学 学術情報部 アカデミックサポート課 主任) |
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10:50-12:10 (80分) |
講義(図書館システムとSQLの関係) ・図書館システムとデータベース構造の関係(RDB入門) ・SQL入門(SELECT・INSERT・UPDATE・DELETE) ・RDBMSにどんなものがあるか |
花原 稔(三重大学 国際・情報部 図書館チーム コンテンツ担当 主任) | ||
13:10-15:40 (150分) |
個人ワーク1:SQLに触ってみましょう。 ・課題1-12:初級編 ・既存データ(住所データ等)を使って、レコードの検索・追加・削除・修正・インポート/エクスポート、テーブル構造の変更 等を行う。 ・SQLはGUIとコマンドラインの両方を使用する。 ※ 適宜休憩あり |
中谷 昇(鳥取大学 研究推進部図書館情報課 医学情報係 主任) ファシリテーター: |
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15:55-17:30 |
グループワーク1:第1日目の振り返りと、図書館業務での問題意識を共有しましょう。 ・この研修で取得したいことを中心に改めて自己紹介。 ・グループワークの役割決め(司会進行・書記等。中間報告/成果報告の発表者は第2-3日目の議論が進んでから決定する)。 ・個人ワークで躓いたところ等をディスカッション。 ・普段の図書館業務での問題意識の共有。 |
松野 渉 |
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8/21(木) |
9:30-10:00 (30分) |
講義(複数のテーブルの関係性) ・データベースのER図を見てみよう。 ・データベースの正規化 |
瀬尾崇一郎 |
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10:00-12:00 (120分) |
個人ワーク2:SQLで凝ったことをやってみましょう。 ・課題13-29:応用編 ・既存データ(知事データ、住所データ、図書館データ等)を使って、複数のテーブルの組み合わせ検索、集計、インデックスの高速化 等を行う。 ※ 適宜休憩あり |
花原 稔 ファシリテーター:
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グループワーク2:とりあげるテーマについてディスカッションしましょう。 ・これまでの研修内容を活用して、どのようなテーマで今後のグループワークを進めるのかについてディスカッションしましょう。 ※ 適宜休憩あり |
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13:00-16:05 (185分) |
グループワーク3:とりあげるテーマについて、データベースを駆使してどうしたら実現できるか検討し、作業をしましょう。 ・とりあげるテーマを深掘りする。 ・実現するための企画をたてる。 ・デモを行えるよう、必要なデータを集め、データベースのスキーマ設計・構築・SQL文の検討を行う。 ・中間報告の準備をする(発表者を決める。この段階ではデモまでしなくても良い)。 ※ 適宜休憩あり |
ファシリテーター: 瀬尾崇一郎 中谷 昇 花原 稔 松野 渉 |
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16:20-17:00 (40分) |
中間報告 ・適宜、各グループのスキーマ設計や構築状況を発表 ・(発表3分+入れ替え1分+コメント2分)×〇班 ・(必要に応じて)Googleドライブ等の画面共有して説明 ・講師・ファシリテーターからコメント |
大向一輝+ |
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17:00-17:30 (30分) |
グループワーク4:中間報告のフィードバックをしましょう。 ・中間報告の他のグループの発表、講師・ファシリテーターコメントを聞いて、(必要に応じて)企画の練り直しをする。 |
ファシリテーター: |
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8/22(金) | 9:30-12:00 (150分) |
グループワーク5:2日目から継続して検討と作業を進めましょう。 ・成果報告でデモを行えるよう、必要なデータを集め、データベースのスキーマ設計・構築・SQL文の検討を行う。 ※ 適宜休憩あり |
ファシリテーター: 瀬尾崇一郎 中谷 昇 花原 稔 前田 朗(東京大学 工学系・情報理工学系等 情報図書課長) 松野 渉 |
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13:00-15:00 (120分) |
グループワーク6:作業を進め、成果報告の準備をしましょう。 ・成果報告でデモを行えるよう、必要なデータを集め、データベースのスキーマ設計・構築・SQL文の検討を行う。 ・成果報告の準備をする(資料作成・発表者を決める)。 ※ 適宜休憩あり |
ファシリテーター: 瀬尾崇一郎 中谷 昇 花原 稔 前田 朗 松野 渉 |
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15:00-17:20 (140分) |
成果報告 ・(発表8分+入れ替え1分+コメント4分)×〇班 ・Googleドライブ等を画面共有して説明 ・講師・ファシリテーターからコメント ・ワールドカフェ ・休憩 ・振り返り |
大向一輝+ |
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17:20-17:30 (10分) |
閉講式 | |||
17:30-18:00 | 情報交換会(自由参加:グループ毎・全体) | 受講者+ファシリテーターで都合のつくかた+教育研修事業担当 |
【事務局】
国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 教育研修事業担当