図書館総合展2024

これからの学術情報システム構築検討委員会は、図書館総合展2024で以下の3つのフォーラムを開催します。

図書館システム・ネットワーク ユーザーグループイベント~デジタルアーカイブ、NCR2018対応、図書館システムガイドライン、ILL~

これからの学術情報システム構築検討委員会における取り組み内容について、「図書館システム・ネットワーク ユーザーグループ」で意見交換を行っている4つのテーマ別に、勉強会やトークイベントを実施します。

本イベントでは、ユーザーのみなさまが、図書館業務に関わる日頃の興味・関心について、知見を深め、フランクな意見交換を行えるようなテーマを取り上げます。イベントを通じて、他のユーザーの考えを知ることができたり、これからの学術情報システムがどう変わっていくべきかを考えたりする機会となれば幸いです。

オンラインイベントのファシリテーターは本委員会の「ユーザーグループ運営作業部会」の委員が担当します。
視聴のみの参加や、途中参加・退出も可能ですので、是非お気軽にご参加ください。

テーマ

  1. 図書館システムガイドラインの現状について
  2. みんなで目録の夢を見る
  3. 次期ILLシステムに求める機能の整理
  4. デジタルアーカイブ×メタデータ勉強会 #4

 

1. 図書館システムガイドラインの現状について

  • 日時:11/18(月)10:30-12:00(LIVE配信・webexウェビナー)
  • 概要:
    本ユーザーグループイベントでは、Discordチャンネル「dx化時代の図書館システムガイドライン」で共有している『図書館システムガイドライン(評価版)』に対して、皆様からいただいたフィードバックを反映した『図書館システムガイドライン(案)』を紹介します。『図書館システムガイドライン(案)』は、DX化時代に適した図書館システムに必要な機能を取りまとめたもので、複数図書館によるシステムの共同調達・運用を行う際に留意すべき事項も触れられています。
    今回は、『図書館システムガイドライン(案)』のなかから、一例として「電子リソースデータ共有サービス」とのシステムの連携を取り上げ、図書館利用者への学術情報の提供がどうDX化されるのかを示します。
  • スピーカー:
    • 上野 友稔(電気通信大学 学術国際部学術情報課学術情報サービス係長)
    • 片岡 真 (人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部 学術情報課長)
    • 三村 千明
      (国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課 学術コンテンツ整備チーム 係員)
    • 図書館システム関連ベンダー(株式会社サンメディア e-Portカンパニー、Information Services Japan、ユサコ株式会社、株式会社リコー、富士通Japan株式会社、クラリベイト・アナリティクス ジャパン株式会社)
  • モデレーター:
    • 飯野 勝則(佛教大学図書館 専門員)
  • ファシリテーター:
    • 山木 真幸(茨城大学図書館工学部分館 サービスグループ 係長)
  • 図書館システムガイドライン(案)
    • 質問したいことやご意見などございましたら、Discord「dx化時代の図書館システムガイドライン」へのコメント投稿や、イベント当日のwebexウェビナーのチャットにおいて募集しております。ぜひご協力のほど、よろしくお願いいたします。

プログラム

時間

内容

登壇者

10:30-
10:40

開会挨拶

 


趣旨説明

山木 真幸
(茨城大学図書館工学部分館 サービスグループ 係長)

上野 友稔
(電気通信大学 学術国際部学術情報課学術情報サービス係長)

10:40-
10:50

『図書館システムガイドライン(評価版)』の紹介

メインスピーカー:
片岡 真
(人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部 学術情報課長)

10:50-
11:30

「電子リソースデータ共有サービス」とのシステム連携デモ

サービス紹介:
三村 千明
(国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課 学術コンテンツ整備チーム 係員)

モデレーター:
飯野 勝則
(佛教大学図書館 専門員)

図書館システム関連ベンダー:
事例1. 土肥 加代子
(株式会社サンメディア e-Portカンパニー)

事例2. 古永 誠、山下 大輔 
(Information Services Japan)

事例3. 伊藤 裕之
(ユサコ株式会社)

事例4. 浅見 友紀子 
(株式会社リコー)

事例5. 小島 瞳
(富士通Japan株式会社)

事例6. 佐藤 嘉能、Timothée Lecaudey
(クラリベイト・アナリティクス ジャパン株式会社)

11:30-
11:55

全体を通した意見交換

ファシリテーター:
山木 真幸

11:55-
12:00

まとめ・閉会挨拶

山木 真幸

 

2. みんなで目録の夢を見る

  • 日時:11/19(火)15:15-16:15(LIVE配信・YouTube)
  • 概要:NCR2018に対応したコーディングマニュアル・目録情報の基準第6版の適用開始となり、概念モデルに基づいた目録を用いて、どのようなことができるようになり、どのような課題が残るのでしょうか。この先、目録にこんな機能があったら、こんなことができたら、といった「目録の夢」について、事前にユーザーグループSNS(Discord)でアイデア募集を行います。イベント当日は、事前に集まった「目録の夢」を取り上げながら、トークライブを行います。
  • メインスピーカー:
    • 木下 直(東北大学 附属図書館 情報管理課長)
    • 村上 遥(東京外国語大学 総務企画部学術情報課サービス係長)
    • 瀧脇 有姫(広島大学 学術・社会連携室 図書館部 図書学術情報普及グループ 主任)
  • ファシリテーター:
    • 相澤 裕介(岩手大学 法人運営部学術情報課 主事)
  • ユーザーグループSNS(Discord)における意見募集:          

プログラム

時間

内容

登壇者

15:15-
15:25

開会挨拶

 

 

趣旨説明

相澤 裕介
(岩手大学 法人運営部学術情報課 主事)
 

村上 遥
(東京外国語大学 総務企画部学術情報課サービス係長)

15:25-
16:10

目録に関する夢

 その1

 その2

 その3

 

ファシリテーター:
相澤 裕介
 

メインスピーカー:
木下 直
(東北大学 附属図書館 情報管理課長)

村上 遥
 

瀧脇 有姫
(広島大学 学術・社会連携室 図書館部 図書学術情報普及グループ 主任)

16:10-
16:15

まとめ・閉会挨拶

相澤 裕介

 

3. 次期ILLシステムに求める機能の整理

  • 日時:11/20(水)10:30-11:30(LIVE配信・webexウェビナー)
  • 概要:
    ILLシステムと外部システムの連携・棲み分け、および新しい料金決済制度について検討を行います。
    お時間のある方は、国立大学図書館協会Webサイトの”図書館をDX(ヘンカク)する
    のILL、DDSに関するものをご覧になってください。
    (会員館以外の方も概要までは閲覧できます。)
  • メインスピーカー:
    • 磯本 善男(放送大学学園 情報部図書情報課長)
    • 青柳 和仁(島根大学 企画部図書情報課企画・整備グループ 係長)
  • ファシリテーター:
    • 夏目 慎也(滋賀大学 図書情報課図書情報サービス第一係 主任)
  • 参加者への事前アンケート:
    みなさまの現在のILL業務を取り巻く環境や、ILLシステムで改善してほしい事項等について、アンケートを募集しております。ぜひご協力のほど、よろしくお願いいたします。
    回答用URL:https://forms.office.com/r/Lc5itzt8Gh

プログラム

時間

内容

登壇者

10:30-
10:35

開会挨拶・趣旨説明

夏目 慎也
(滋賀大学 図書情報課図書情報サービス第一係 主任)

10:35-
10:50

①ILLシステムと外部システムの連携・棲み分け について

メインスピーカー:
磯本 善男
(放送大学学園 情報部図書情報課長)

10:50-
10:55

①に関する質疑応答

ファシリテーター:
夏目 慎也

メインスピーカー:
磯本 善男

10:55-
11:10

②新しい料金決済制度について

メインスピーカー:
青柳 和仁
(島根大学 企画部図書情報課企画・整備グループ 係長)

11:10-
11:15

②に関する質疑応答

ファシリテーター:
夏目 慎也

メインスピーカー:
青柳 和仁

11:15-
11:30

全体を通した
意見交換・質疑応答

ファシリテーター:
夏目 慎也

メインスピーカー:
磯本 善男

青柳 和仁

11:30

閉会挨拶

夏目 慎也

4. デジタルアーカイブ×メタデータ勉強会 #4

  • 日時:11/22(金)10:30-12:00(LIVE配信・Zoomウェビナー)
  • 概要:
    デジタルアーカイブのメタデータ流通に関して、事例紹介を中心に課題の共有や検討を行います。シリーズ4回目は、JPCOARスキーマをテーマに取り上げます。
  • 司会進行:
    • 川畑 卓也(奈良県立図書情報館 総務企画課 総務企画係長)
    • 小宮山 史(人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部学術情報課メタデータ係 主任)
  • 話題提供:JPCOARコンテンツ流通促進作業部会
    • 片岡 朋子(お茶の水女子大学図書・情報課係長(利用支援担当))
    • 堀野 和子(人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部 学術情報課 データ標準化推進係長)
  • ファシリテーター:
    • 小堀 寛(立教大学 図書館新座図書館運営課 課長補佐)
  • 参加者への事前アンケート:
    メタデータスキーマとしてのJPCOARスキーマ(特にデジタルアーカイブ) について、質問したいことやご意見など募集しております。ぜひご協力のほど、よろしくお願いいたします。
    回答用URL:https://forms.gle/CzE8dAmpEpPLt59r7

プログラム

時間

内容

登壇者

10:30-
10:35

開会挨拶

 

 

趣旨説明

小堀 寛
(立教大学 図書館新座図書館運営課 課長補佐)

川畑 卓也
(奈良県立図書情報館 総務企画課 総務企画係長)

10:35-
10:55

①JPCOARスキーマ概要説明
「リポジトリのメタデータスキーマにおけるデジタルアーカイブ対応」

話題提供:
片岡 朋子
(お茶の水女子大学図書・情報課係長(利用支援担当))

10:55-
11:15

②デジタルアーカイブ対応の
 事例紹介
「JPCOARスキーマと国書データベースの未来」

話題提供:
堀野 和子
(人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部 学術情報課 データ標準化推進係長)

11:15-
11:55

意見交換・質疑応答

司会進行:
川畑 卓也

小宮山 史(人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部学術情報課メタデータ係 主任)

11:55-
12:00

まとめ・閉会挨拶

小堀 寛