平成19年度遡及入力事業について (NACSIS-CAT/ILLニュースレター21号(2007/7/20))

平成19年度遡及入力事業について

平成19年4月2日付文書にて照会しました平成19年遡及入力事業について,43機関から68件の応募がありました。検討の結果,以下の14機関20件が実施内定となりました。

  なお,今回の結果に関しましては,以下の点を考慮し総合的に判断いたしました。

     ・ 事業A

      1)    申請冊数

      2)    自己資金の有無

      3)    機関全体の遡及計画

     ・ 事業B・C

      1)    NACSIS-CATでの書誌ヒット率

      2)    コレクション種別・内容・言語

      3)    ILL等外部からの利用の可否

      4)     NACSIS-CAT登録実績,NACSIS-ILL受付実績

対象事業

機関名

  事業(A)

  6機関(6件)

  北海道大学
  お茶の水女子大学
  横浜国立大学
  岐阜大学
  名古屋大学
  神戸大学

  事業(C)(アラビア文字資料)
  1機関(2件)

  京都大学(アジア・アフリカ地域研究研究科)
  京都大学(文学研究科)

  事業(C)(タイ文字資料)

  1機関(1件)

  京都大学(東南アジア研究所)

  事業(C)(デーヴァナーガリー文字資料)
  2機関(2件)

  東京大学(文学部)
  東京外国語大学

  事業(C)(各種コレクション)

  7機関(9件)

  福島大学
  東京大学(社会科学研究所)
  東京大学(経済学部)
  滋賀大学
  京都大学(経済学研究科)※ 2件
  大分大学
  女子美術大学
  東京国立近代美術館

 国立情報学研究所では,今後も大学図書館等と協力して遡及入力を促進するため,今年度より書誌作成を中心とした事業以外にも,所蔵登録を中心とする効率的な大規模入力を委託事業として(事業(A))を開始しました。

 この大規模遡及入力事業は,平成21年度まで実施される方針です。

                                     (NACSIS-CAT担当)