日米ILL日本側複写受付 発送(SHIPPED)から状態が遷移しない不具合について(報告)

2015年4月以降、ISO-ILL外部依頼システムによるOCLCとのILLにおいて、OCLC側で最終状態に遷移しているにもかかわらず、NACSIS-ILL側では最終状態に遷移しないという問い合わせが増えております。現時点の状況について以下の通りご報告いたします。

■現象
OCLCとのILLにおいて、日本側で受け付けた複写依頼に対して発送処理をし、 OCLC側で最終状態に遷移しているにもかかわらず、NACSIS-ILL側では発送 (SHIPPED)から確認(SHIPPED)状態に遷移しない不具合が起こっております。 本不具合は全ての複写受付レコードで発生しているわけではなく、一部のILLレコード については、NACSIS-ILL上でも最終状態に遷移しております。


■対策について
本不具合について、OCLC側に確認したところ、不具合が生じていることはOCLC側 でも認識しており、8月中旬にシステム改修を行う方向で対策を検討していると回答を得ております。


■不具合が解消されるまでの対応について
GIFプロジェクトとも相談した結果、不具合の解消が確認されるまで、本事象に該当するILLレコードについては以下のとおり対応いたします。

対象:
SENDコマンド発行後、10日以上経っても状態が遷移しないレコード

参加館は該当のレコードについて、次の項目をGIFプロジェクトチームillglobal@mail.janul.jpにご連絡ください。
∗ IFM成立していること(互いのコメントにPAYMENT=IFMがある。料金がMAX-COSTを超えていない)が前提です。


• NACSIS-ILLのID(LAから始まる10桁):
• OCLCのID(ISOGID):
• 依頼館シンボル(OMLID):
• 受付館シンボル(ISOID):
• 受付館FA番号(AMLID):
• 依頼日(ODATE):
• 発送日(SDATE):
• 合計金額(SUM):
• その他備考:


 ∗ いただいた情報を元にOCLCでレコードの状態を確認してもらいます。
 ∗ 米国での受領が確認できたら、NACSIS-ILLレコードを「確認」に遷移するよう、
    GIFプロジェクトチームからNIIに依頼します。
 ∗ 終了後、参加館に報告します。


ご不明な点がありましたら、GIFプロジェクトチームまたはNACSIS-ILL担当までお尋ねください。

最終更新日
2015-06-19