JUSTICEとJPCOARは共同で「米国化学会(ACS)による著者最終稿の公開費導入に対する反対声明」を公表しました。

2023年9月21日,米国化学会(ACS)が,論文著者が受理された投稿原稿をエンバーゴ(公開猶予期間)なしにリポジトリに登録する権利として2,500米ドルを請求する,Article Development Charge(ADC)の導入を発表しました。
https://acsopenscience.org/researchers/zero-green-oa/

これを受け,大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)とオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は,2023年11月10日に共同で「米国化学会による著者最終稿の公開費導入に対する反対声明」を公表しました。

 

 

(参考)

・米国化学会(ACS)、エンバーゴなしで論文をグリーンオープンアクセス(OA)で公開するための新オプションを導入(カレントアウェアネス-R,2023年10月13日)
・オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、米国化学会(ACS)による"Article Development Charge" 導入に関して意見を表明(カレントアウェアネス-R,2023年10月31日)
・「米国化学会(ACS)による著者最終稿の公開費導入に対する反対声明」を公表しました(JPCOAR,2023年11月10日