『電子資料契約実務必携』を刊行しました

電子資料契約実務必携』 を刊行しました。

■ 『電子資料契約実務必携』とは
・電子資料の契約の実務をする際に,必ずもっておきたい,というような,入門書・教科書です。
・電子資料契約の「初任者」をターゲットとして,できるだけわかりやすく噛み砕いて,電子資料にかかわる事項を
 説明しています。
・内容は・・・
  電子ジャーナル,データベース,電子ブックそれぞれについて,その特徴や契約上の留意点などを説明
  契約方法やスケジュールなどの一般的な業務フローや,契約書関連書類の読み取り方・位置づけなどを解説
  契約情報の管理方法,利用統計の取得方法・活用方法についても説明
  価格高騰問題・オープンアクセスの動きなど学術情報流通を巡る昨今の状況についても基礎情報として記載
  電子資料にまつわる様々な用語を集めた用語集を掲載

■ 刊行のねらい
・電子資料の契約実務について,論文や記事単位でとりあげられることはあっても1冊でまとめて情報を得られる
 ようなものがありませんでした。本書は,JUSTICEが推進する,電子資料契約に携わるJUSTICE参加館の
 担当者をサポートするための活動の一環として刊行しました。

■ 利用方法
・新任担当者向け
  学習用ツールとして。業務引き継ぎの際にも。
・現在の担当者向け
  業務を円滑に遂行するためのマニュアルとして。
  契約状況調査の回答作業の補助資料として。
  COUNTERや認証関係,CLOCKSSなど,電子資料周辺の事柄に関する入門書として。
・契約担当者以外向け
  電子資料への理解を深める一助として。


■ 一般公開版
『電子資料契約事務必携』抜粋(平成24年3月)(864.94 KB)

※ 電子版・全文のご提供は“参加館限定”となっています。
  参加館の皆様は,STAFF ONLYページ(参加館限定アクセス)をご覧ください。

※ 『電子資料契約実務必携』は,平成23年度国立情報学研究所実務研修生 藤江雄太郎さん
  (大阪大学附属図書館)の研修成果物でもあります。
  また,作成にあたっては,JUSTICE運営委員,協力員の皆様に執筆等でご協力いただきました。