ILLシステム操作マニュアル  ISO ILL  プロトコル対応  第3版 > 6 日韓受付館業務 > 6.9 レコードの状態を戻す

  << 6.8 依頼館から問合せが来る  |  Appendix 付録 >>


6.9 レコードの状態を戻す

データを入力し忘れた時などに,入力可能な状態に戻す。

■ 操作例

1処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは,状態復帰コマンド[CALLBACK]によってひとつ前の状態に戻すことができる。
また,依頼館側で処理せずに残っている処理途中(または中間状態)のレコード(「新着照会」)を受付館側に戻すこともできる。
2レコードの状態がひとつ前に戻った。

ヒント

受付館処理で状態復帰ができる処理一覧
[CALLBACK]を実行することで,コマンドの実行後から実行前に状態を戻すことができる。

実行前コマンド実行後[CALLBACK]実行後
処理中SEND発送処理中
INQUIRE新着照会
PARDON

注 意

転送処理後は[CALLBACK]不可能
システム処理(KERIS送信)後は,[CALLBACK]によりコマンド実行前の状態に戻すことはできない。
KERISへの送信は,1時間に1回行われる 例)処理中(IN-PROCESS) → [SEND] → 発送(IN-PROCESS) → システム処理(KERIS送信)後 → 発送(SHIPPED) → [CALLBACK不可能]


ILLシステム操作マニュアル  ISO ILL  プロトコル対応  第3版 > 6 日韓受付館業務 > 6.9 レコードの状態を戻す

  << 6.8 依頼館から問合せが来る  |  Appendix 付録 >>

  [ページの先頭]


Copyright(C) National Institute of Informatics