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3.19 転送エラーのレコードを修正して再依頼する (1)

転送エラー(「照会」)のレコードを修正し,再度依頼し直す。

■ 操作例

1エラー箇所を修正する。
p.28「3.4 依頼する」を参考に,必要事項の漏れがないか確認する。
CMMNT(コメント)を再度入力する
(CMMNT(コメント)は最新のデータのみ送信されるため)

[ANSWER]ボタンをクリックする。
2 状態は「回答待」((IDLE)又は(CONDITIONAL))になる。
システム処理(OCLC 送信)後に状態は「処理中」(PENDING)になる。

ヒント

依頼を取り消す場合は
依頼を取り消す場合は,[CANCEL]を実行する(→p.45 「3.12 依頼を取り消す」)。

注 意

レコードを再送できるのは,転送エラーになったレコードのみ
転送エラーとなったレコードの状態は「新着照会」(IDLE/CONDITIONAL),謝絶されたレコードの状態は「新着照会」(NOT-SUPPLIED)となる。どちらも「新着照会」ではあるが,ISOSTAT が異なり,謝絶されたレコード(「新着照会」(NOT-SUPPLIED))からは[ANSWER]コマンドの発行はできないので注意する。

■ 状態遷移

遷移種別状態遷移(ANSWER)システム処理(OCLC送信)後
ILL状態遷移「照会」 → 「回答待」→「処理中」
ISO状態遷移「IDLE」 → 「IDLE」→「PENDING」
「CONDITIONAL」→ 「CONDITIONAL」

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