ILLシステム操作マニュアル  ISO ILL  プロトコル対応  第3版 > 5 日韓依頼館業務 > 5.12 転送エラーのレコードが届く

  << 5.11 到着資料について受付館へ問合せる  |  5.13 転送エラーのレコードを修正して再依頼する >>


5.12 転送エラーのレコードが届く

依頼や回答時の転送エラーのレコードを受け取る。

■ 操作例

1[ORDER]コマンドまたは[ANSWER]コマンドの転送エラーの場合,状態が「新着照会」(IDLE)(/CONDITIONAL)となる。

最新の履歴に転送エラーの原因が記録されているので確認する。

エラーメッセージについては,p.142「付録A.4 エラーメッセージ一覧」を参照。

[RECEIVE]ボタンをクリックする。
2レコード状態は「照会」(IDLE)/(CONDITIONAL)になる。

ヒント

転送エラーの原因

履歴にあるエラーメッセージを元に,転送対象フィールドの入力が間違っていないか確認をする(転送フィールドと適切な入力値については,p.92「転送フィールド一覧」を参照する)。
よくある例は以下のとおり。

■ 状態遷移

依頼後の転送エラーの場合
遷移種別状態遷移(RECEIVE)システム処理(KERIS送信)後
ILL状態遷移「新着照会」 → 「照会」−(処理なし)
ISO状態遷移「IDLE」→ 「IDLE」−(処理なし)

回答後の転送エラーの場合
遷移種別状態遷移(RECEIVE)システム処理(KERIS送信)後
ILL状態遷移「新着照会」 → 「照会」−(処理なし)
ISO状態遷移「CONDITIONAL」→ 「CONDITIONAL」−(処理なし)

ILLシステム操作マニュアル  ISO ILL  プロトコル対応  第3版 > 5 日韓依頼館業務 > 5.11 到着資料について受付館へ問合せる

  << 5.11 到着資料について受付館へ問合せる  |  5.13 転送エラーのレコードを修正して再依頼する >>

  [ページの先頭]


Copyright(C) National Institute of Informatics