ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第3版 > 3 日米依頼館業務 > 3.17 転送エラーのレコードが届く (1) |
|
依頼や回答時の転送エラーのレコードを受け取る。
1 | [ ORDER]コマンドまたは[ANSWER]コマンドの転送エラーの場合,状態が「新着照会」((IDLE)又は(CONDITIONAL))となる。 最新の履歴に転送エラーの原因が記録されているので確認する。 エラーメッセージについては,p.142「付録A.4 エラーメッセージ一覧」を参照。 [RECEIVE]ボタンをクリックする。 | ![]() |
2 | 状態は「照会」((IDLE)又は (CONDITIONAL))になる。 | ![]() |
転送エラーの原因
履歴にあるエラーメッセージを元に,転送対象フィールドの入力が間違っていないか確認をする(転送フィールドと適切な入力値については,p.30「転送フィールド一覧」を参照する)。
よくある例は以下のとおり。
依頼後の転送エラーの場合
遷移種別 | 状態遷移(RECEIVE) | システム処理(OCLC送信)後 |
ILL状態遷移 | 「新着照会」 → 「照会」 | −(処理なし) |
ISO状態遷移 | 「IDLE」→ 「IDLE」 | −(処理なし) |
回答後の転送エラーの場合
遷移種別 | 状態遷移(RECEIVE) | システム処理(OCLC送信)後 |
ILL状態遷移 | 「新着照会」 → 「照会」 | −(処理なし) |
ISO状態遷移 | 「CONDITIONAL」→ 「CONDITIONAL」 | −(処理なし) |
ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第3版 > 3 日米依頼館業務 > 3.17 転送エラーのレコードが届く (1) |
[ページの先頭] |
Copyright(C) National Institute of Informatics