ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第3版 > 6 日韓受付館業務 > 6.9 レコードの状態を戻す |
|
データを入力し忘れた時などに,入力可能な状態に戻す。
1 | 処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは,状態復帰コマンド[CALLBACK]によってひとつ前の状態に戻すことができる。 また,依頼館側で処理せずに残っている処理途中(または中間状態)のレコード(「新着照会」)を受付館側に戻すこともできる。 | ![]() |
2 | レコードの状態がひとつ前に戻った。 | ![]() |
受付館処理で状態復帰ができる処理一覧
[CALLBACK]を実行することで,コマンドの実行後から実行前に状態を戻すことができる。
実行前 | コマンド | 実行後 | [CALLBACK]実行後 |
処理中 | SEND | 発送 | 処理中 |
INQUIRE | 新着照会 | ||
PARDON |
転送処理後は[CALLBACK]不可能
システム処理(KERIS送信)後は,[CALLBACK]によりコマンド実行前の状態に戻すことはできない。
KERISへの送信は,1時間に1回行われる
例)処理中(IN-PROCESS) → [SEND] → 発送(IN-PROCESS) → システム処理(KERIS送信)後 → 発送(SHIPPED) → [CALLBACK不可能]
ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第3版 > 6 日韓受付館業務 > 6.9 レコードの状態を戻す |
[ページの先頭] |
Copyright(C) National Institute of Informatics