ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第3版 > 4 日米受付館業務 > 4.14 レコードの状態を戻す |
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データを入力し忘れた時などに,入力可能な状態に戻す
1 | 処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは, 状態復帰コマンド[CALLBACK]によって一つ前の状態に戻すことができる。 | ![]() |
2 | レコードの状態が一つ前に戻った。 | ![]() |
受付館処理で状態復帰ができる処理一覧
次のケースでは,[CALLBACK]を実行することで,それぞれのコマンドの実行後から実行前に状態を戻すことができる。
実行前 | コマンド | 実行後 | [CALLBACK]実行後 |
処理中 | SEND | 発送 | 処理中 |
INQUIRE | 新着照会 | ||
PARDON | |||
返却処理中 | OK | 確認 | 返却処理中 |
システム処理後は[CALLBACK]による状態復帰は不可能
システム処理(OCLC 送信)後は,[CALLBACK]によりコマンド実行前の状態に戻すことはできない。
OCLC への送信は,1 時間に1 回行われる。
例)処理中(IN-PROCESS)→[SEND]→発送(IN-PROCESS)→システム処理(OCLC 送信)後
→発送(SHIPPED)→[CALLBACK 不可能]
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