ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第3版 > 5 日韓依頼館業務 > 5.14 レコードの状態を戻す |
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処理を間違えてしまった時などに,レコードを一つ前の状態に戻す。
1 | 処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは,状態復帰コマンド[CALLBACK]によってひとつ前の状態に戻すことができる。 | ![]() |
2 | レコードの状態がひとつ前に戻った。 | ![]() |
実行前 | コマンド | 実行後 | [CALLBACK]実行後 |
準備中 | ORDER | 未処理 | 準備中 |
CANCEL | CANCEL | ||
照会 | ANSWER | 回答待 | 照会 |
CANCEL | CANCEL | 準備中(例外)※ | |
到着処理中 | OK | 確認 | 到着処理中 |
※「照会」→「CANCEL」について[CALLBACK]を実行すると「準備中」になる。
システム処理後は[CALLBACK]による状態復帰は不可能
システム処理(KERIS 送信)後は,[CALLBACK]によりコマンド実行前の状態に戻すことはできない。
KERIS への送信は1 時間に1 回行われる。
例)準備中(なし)→[ORDER]→未処理(IDLE)→システム処理(KERIS 送信)後
→処理中
(PENDING)→[CALLBACK 不可能]
例)到着処理中(SHIPPED)→[OK]→確認(SHIPPED)→システム処理(KERIS 送信)後
→確認(RECEIVED)→[CALLBACK]→到着処理中(RECEIVED)
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