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4.6 終了処理(貸借)

全ての処理を終え,レコードを最終状態にする。

■ 操作例

1資料とILL レコードとを照合し,問題がなければ,状態を「返却確認」(SHIPPED)にするために[OK]ボタンをクリックする。
2状態は「返却確認」( SHIPPED)となる。

システム処理(OCLC 送信)後,状態は「返却確認」(CHECKED-IN)へ遷移する。

貸借受付業務では,「返却確認」(CHECKED-IN) が最終的な状態である。

ヒント

「返却確認」のレコードについて
「返却確認」のレコードは,[OK]コマンド実行直後の簡略表示画面では表示されるが,次回からは表示されない。そのレコードについてのすべての処理が終了したので,それ以上の操作が必要なくなったためである。ただし,レコード自体は「返却確認」の状態でILLデータベースに保存されているので,必要に応じて検索することができる。
参照『ILLシステム操作マニュアル第7版』「第7章 ILLレコード検索」

■ 状態遷移

遷移種別状態遷移(OK)システム処理(OCLC送信)
ILL状態遷移「返却処理中」 → 「返却確認」そのまま
ISO状態遷移「SHIPPED」 → 「SHIPPED」→「CHECKED-IN」
「RENEW/PENDING」 → 「RENEW/PENDING」

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