ILLシステム操作マニュアル ISO ILL プロトコル対応 第3版 > 3 日米依頼館業務 > 3.21 レコードの状態を戻す |
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処理を間違えてしまった時などに,レコードを一つ前の状態に戻す。
1 | 処理を誤った等で,状態を次に進めたILLレコードは, 状態復帰コマンド[CALLBACK]によって一つ前の状態に戻すことができる。 | ![]() |
2 | レコードの状態が一つ前に戻った。 | ![]() |
依頼館処理で状態復帰ができる処理一覧
[CALLBACK]を実行することで,コマンドの実行後から実行前に状態を戻すことができる。
実行前 | コマンド | 実行後 | [CALLBACK]実行後 |
準備中 | ORDER | 未処理 | 準備中 |
CANCEL | CANCEL | ||
照会 | ANSWER | 回答待 | 照会 |
CANCEL | CANCEL | 準備中(例外)※ | |
到着処理中 | OK | 確認 | 到着処理中 |
BORROW | 借用中 | ||
借用中 | SENDBACK | 返却 | 借用中 |
RENEW | 更新請求 | ||
※ 「 照会」→「CANCEL」について[CALLBACK]を実行すると「準備中」になる。
システム処理(OCLC 送信)後は,[CALLBACK]によりコマンド実行前の状態に戻すことはできない。OCLC への送信は1 時間に1 回行われる。
例)準備中(なし)→[ORDER]→未処理(IDLE)→システム処理(OCLC 送信)後 →処理中(PENDING)→[CALLBACK 不可能]
例)到着処理中(SHIPPED)→[OK]→確認(SHIPPED)→システム処理(OCLC 送信)後→確認(RECEIVED)→[CALLBACK]→到着処理中(RECEIVED)
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