ILLシステム操作マニュアル  ISO ILL  プロトコル対応  第3版 > 3 日米依頼館業務 > 3.17 転送エラーのレコードが届く (1)

  << 3.16 返却期限切れの通知が届く  |  3.18 転送エラーのレコードが届く (2) >>


3.17 転送エラーのレコードが届く (1)

依頼や回答時の転送エラーのレコードを受け取る。

■ 操作例

1[ ORDER]コマンドまたは[ANSWER]コマンドの転送エラーの場合,状態が「新着照会」((IDLE)又は(CONDITIONAL))となる。
最新の履歴に転送エラーの原因が記録されているので確認する。
エラーメッセージについては,p.142「付録A.4 エラーメッセージ一覧」を参照。

[RECEIVE]ボタンをクリックする。
2状態は「照会」((IDLE)又は (CONDITIONAL))になる。

ヒント

転送エラーの原因
履歴にあるエラーメッセージを元に,転送対象フィールドの入力が間違っていないか確認をする(転送フィールドと適切な入力値については,p.30「転送フィールド一覧」を参照する)。
よくある例は以下のとおり。

■ 状態遷移

依頼後の転送エラーの場合

遷移種別状態遷移(RECEIVE)システム処理(OCLC送信)後
ILL状態遷移「新着照会」 → 「照会」−(処理なし)
ISO状態遷移「IDLE」→ 「IDLE」−(処理なし)

回答後の転送エラーの場合

遷移種別状態遷移(RECEIVE)システム処理(OCLC送信)後
ILL状態遷移「新着照会」 → 「照会」−(処理なし)
ISO状態遷移「CONDITIONAL」→ 「CONDITIONAL」−(処理なし)

ILLシステム操作マニュアル  ISO ILL  プロトコル対応  第3版 > 3 日米依頼館業務 > 3.17 転送エラーのレコードが届く (1)

  << 3.16 返却期限切れの通知が届く  |  3.18 転送エラーのレコードが届く (2) >>

  [ページの先頭]


Copyright(C) National Institute of Informatics