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A.4 エラーメッセージ一覧

グローバルILLにおいてSENDCMNT(電文履歴(コメント))に設定されるエラーメッセージ一覧を以下に示す。

■ 依頼館業務編

 転送エラー時
エラーメッセージエラー発生
タイミング
エラー要因対応方法
1認められない文字種がありました(APDU File Line=行数:該当行の内容)任意コマンド発行時の転送エラー該当行の内容に認められない文字種が存在している。該当行の内容を修正する。
2APDU生成に失敗しました(ILLレコードにデータが設定されていません。フィールド名:XXXXX)ILLフィールド名XXXXXのデータ値が未設定である。データ値を設定する。
3APDU生成に失敗しました(ILLレコードのデータがフォーマットに誤りがあります。フィールド名:XXXXX)ILLフィールド名XXXXXのデータ値のフォーマットに誤りがある。データ値を修正する。
4APDU生成に失敗しました(ILLレコードの SENDCMNT (コメント)の記述が正しくありません。:)SENDCMNTに誤りがある。CMMNT (コメント)の記述を修正する。
5APDU生成に失敗しました(シンボル認証エラー:)図書館シンボル照合に誤りがある。依頼候補館に間違いがないか確認する。
6APDU生成に失敗しました(参加組織ファイルにOCLC登録情報(OCLCID(OCLC利用者ID),OCLCPWD(OCLCパスワード))が入力されていません。:)参加組織ファイルの OCLC利用者IDまたはOCLCパスワードが未設定である。参加組織ファイルにOCLC登録情報(OCLCID(OCLC利用者ID),OCLCPWD(OCLCパスワード))を入力する。(→p.13
7APDU生成に失敗しました(ILLレコードの SENDCMNT (コメント)に"MAX-COST="が設定されていません。:XXXXX)ORDERコマンド発行時の転送エラーSENDCMNT XXXXXに誤りがある。CMMNT (コメント)に"MAX-COST="を設定する。(→p.31
8APDU生成に失敗しました(ILLレコードの SENDCMNT (コメント)の"MAX-COST"のフォーマットが正しくありません。:XXXXX)SENDCMNT XXXXXに誤りがある。CMMNT (コメント)の"MAX-COST"のフォーマットを修正する。(→p.31
9APDU生成に失敗しました(ILLレコードの SPVIA (送付方法) が正しくありません。:)SPVIAに誤りがある。SPVIA (送付方法) を修正する。(→p.30又は92
10APDU生成に失敗しました(ILLレコードの SENDCMNT (コメント)に"PAYMENT=IFM"が記述されていません。:)SENDCMNTに誤りがある。CMMNT (コメント)に"PAYMENT=IFM"を記述する。(→p.31
11APDU生成に失敗しました(同一HMLISO(ISO所蔵館コード)に対して同一ODATE(依頼日)での再依頼はできません。:)同日のtransaction-idへの再依頼である。別のHMLISO(ISO所蔵館コード)または別のODATE(依頼日)(翌日等)に再依頼する。(→p.24又は86
12APDU生成に失敗しました(ILLレコードの SENDCMNT (コメント)の"DESIRED-DUE-DATE"のフォーマットが正しくありません。:XXXXX)RENEWコマンド発行時の転送エラーSENDCMNT XXXXXに誤りがある。CMMNT (コメント)の"DESIRED-DUE-DATE="のフォーマットを修正する。(→p.48

 Status-Or-Error-Report APDU受信時
エラーメッセージ
※@:error-reportパラメタの値
エラー発生
タイミング
エラー要因対応方法
1 ERROR=@/NOTE=note=Unable to locate request in database APDU送信に対するStatus-Or-Error-Report APDU受信時送信したAPDUがOCLC側で更新できていない。NACSIS-ILL担当(e-mail:
illadm@nii.ac.jp)に問い合わせる。
2 ERROR=@/NOTE=note=Missing or Invalid authorization or password OCLCID(OCLC利用者ID),OCLCPWD(OCLCパスワード)がOCLC側で認証エラーとなっている。
3 ERROR=@/NOTE=note=***(OCLCシンボル) is not profiled for ISO use. ***(OCLCシンボル)はISOの利用が認められていない。
4 ERROR=@/NOTE=note=status is invalid 送信したAPDUに対してOCLC側のstatusが適合しない。

■ 受付館業務編

 転送エラー時
エラーメッセージエラー発生
タイミング
エラー要因対応方法
1認められない文字種がありました(APDU File Line=行数:該当行の内容)任意コマンド発行時の転送エラー該当行の内容に認められない文字種が存在している。該当行の内容を修正する。
2APDU生成に失敗しました(ILLレコードにデータが設定されていません。フィールド名:)ILLフィールド名
XXXXXのデータ値が未設定である。
データ値を設定する。
3APDU生成に失敗しました(ILLレコードのデータがフォーマットに誤りがあります。フィールド名:XXXXX)ILLフィールド名
XXXXXのデータ値のフォーマットに誤りがある。
データ値を修正する。
4APDU生成に失敗しました(シンボル認証エラー:)図書館シンボル照合に誤りがある。依頼候補館に間違いがないか確認する。
5APDU生成に失敗しました(参加組織ファイルにOCLC登録情報(OCLCID(OCLC利用者ID),OCLCPWD(OCLCパスワード))が入力されていません。:)参加組織ファイルの OCLC利用者IDまたはOCLCパスワードが未設定である。参加組織ファイルにOCLC登録情報(OCLCID(OCLC利用者ID),OCLCPWD(OCLCパスワード))を入力する。(→p.13
6APDU生成に失敗しました(ILLレコードの CCODE (通貨コード)が正しくありません。:XXXXX)SENDコマンド発行時の転送エラー通貨コードXXXXに誤りがある。CCODE (通貨コード)を修正する。(→p.68又は121
7APDU生成に失敗しました(該当レコードはすでにCANCELされています。)CancelAPDUを受信している。該当レコードは謝絶処理をする。
8APDU生成に失敗しました(SUM(合計金額)の入力内容が不正です。:) SUMフィールドの文字種及び桁数に誤りがある。SUM(合計金額)の入力内容を修正する。(→p.68又は121
9SENDCMNTフィールドに'RENEW=YES'または'RENEW=NO'の指定がありません CLAIMコマンド発行時の転送エラー SENDCMNTに
'RENEW=YES'または'RENEW=NO'の指定がない。
CMMNT(コメント)に'RENEW=YES'または'RENEW=NO'を記述する。(→p.81

 Status-Or-Error-Report APDU受信時
エラーメッセージ
※@:error-reportパラメタの値
エラー発生
タイミング
エラー要因対応方法
1 ERROR=@/NOTE=note=Unable to locate request in database APDU送信に対する
Status-Or-Error-Report
APDU受信時
送信したAPDUがOCLC側で更新できていない。NACSIS-ILL担当(e-mail:
illadm@nii.ac.jp)に問い合わせる。
2 ERROR=@/NOTE=note=Missing or Invalid authorization or password OCLCID(OCLC利用者ID),OCLCPWD(OCLCパスワード)がOCLC側で認証エラーとなっている

 Message APDU受信時
エラーメッセージエラー発生
タイミング
エラー要因対応方法
1 NOTE=Not Received Shipped APDU送信に対するMessage APDU受信時データはShippedされているが,一定期間,資料が届いていない場合に送信される。到着予定の日時を過ぎてもRECEIVE処理されない場合は相手館に資料が届いていないか確認する。


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