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5.6 終了処理(複写)

すべての処理を終え,レコードを最終状態にする。

■ 操作例

1到着資料と,ILLレコードの依頼内容や料金項目等との照合を行う。
照合の結果問題がなければ,ILLレコードの状態を「確認」にするために,[OK]ボタンをクリックする。
2状態は「確認」(SHIPPED)となる。

システム処理(KERIS 送信)後に,状態は「確認」(RECEIVED)となる。

複写依頼業務では,「確認」(RECEIVED)が最終的な状態である。

ヒント

「確認」のレコードについて

■ 状態遷移

遷移種別状態遷移(OK)システム処理(KERIS送信)後
ILL状態遷移「到着処理中」 → 「確認」そのまま
ISO状態遷移「SHIPPED」 → 「SHIPPED」→「RECEIVED」

注 意

システム処理後のレコードは修正不可
複写業務では,[OK]コマンドを発行すると,ReceivedAPDU が送信される。ReceivedAPDU がKERIS側で受信処理された後は,レコードの修正ができなくなり,到着資料・金額等に間違いがあったとしても対応が難しくなる。そのため,[OK]コマンドを発行する前に,間違いがないかよく確認すること。


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