目録情報の基準
[目次]
[前ページ] 9.1 統一書名典拠ファイルの位置づけ
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9.2 統一書名典拠レコード
9.2.1 統一書名典拠レコードの作成
- 統一書名典拠レコードは,図書書誌レコードの作成における統一タイトル標目の選定に対応して作成する。
統一タイトル標目の選定は,図書書誌レコードの作成において採用される目録規則に従う。
- 統一書名典拠レコードは,他の統一書名典拠レコードにおける「からも見よ参照 (SAF)」の設定によっても作成しうる。
- 統一書名典拠レコードの作成範囲は,当面,無著者名古典,聖典及び音楽作品とする。
ただし,中国語図書については,当面,無著者名古典を含む古典,聖典及び音楽作品とする。
9.2.2 統一書名典拠レコードの作成単位
無著者名古典,聖典(及びその部篇)の同一著作に対しては,原則として,1レコードを作成する。
音楽作品(及び作品の部分)の同一作品に対しては,原則として,1レコードを作成する。ただし,多くの内容作品を持つものについては,
- 1.UTLフィールドの繰り返し可能回数等に物理的な制限があるため,個々の内容作品に対してUTLフィールドを作成できない場合もある
- 2.上記の場合も,集合タイトルを適用することによって,ジャンル等による限定は可能である
点を考慮し,例外的に集合タイトルを認める。
中国語図書の無著者名古典を含む古典,聖典(及びその部編)の同一著作に対しては,原則として,1レコードを作成する。
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