目録情報の基準


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[前ページ] 3.1 レコード作成
[次ページ] 3.3 所蔵レコードのみの作成

3.2 リンク形成

 レコード間のリンク関係は,本基準2.7に示したとおりである。

 リンク形成には,書誌レコードと所蔵レコード間のリンクのように意識せずに行われるものと,リンク形成の操作を行うものがある。

 リンク形成の操作には,必ず行う必要があるものと,それを任意とするものがある。前者は,子書誌レコードと親書誌レコード間のリンクである。後者には,次のものがある。

1.書誌レコードと著者名典拠レコード間のリンク
2.図書書誌レコードと統一書名典拠レコード間のリンク
3.典拠レコードと典拠レコード間のリンク

 なお,タイトル変遷リンクについては,利用者側からの報告に基づき,センターで作成する。

3.2.1 リンク形成

 リンク形成は,リンク先レコードが既に書誌ファイル又は典拠ファイル中に存在するか否かによって,その後の操作が異なる。

1.該当レコードが存在する場合は,単なるリンク形成のみを行う
2.該当レコードが存在しない場合は,まずリンク先レコードの作成を行い,その後にリンク形成を行う

3.2.2 リンク形成に先立つレコード作成

 リンク先レコードが総合目録データベース中に存在しない場合,リンク形成の前にレコード作成を行う必要がある。(本基準3.1参照)


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